第一期開催レポート

第1回(経済1) ファシリテーター:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん

2回(社会1) ファシリテーター:榎本英剛さん

近代文明は、人とのつながり、大地とのつながりを切り離すことが豊かさだとしてきました。

私たちがもう一度創り直そうとしている文明は、人とつながること、大地とつながることの豊かさを大切にするものとなることでしょう。
そのための鍵となる概念の一つとして「コミュニティ」に焦点を当てた本格的な学びのプログラムがエコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)で す。

EDEでは、持続可能なコミュニティづくりに必要な学びの柱として、
(1)次の時代の経済のあり方、
(2)人間関係づくりのあり方、
(3)環境負荷の低い暮らしと技術、
(4)より深い人間観、世界観
の4つの科目について、それぞれ2泊3日を2回、合計8回、16泊24日の時間をかけて体験的に学びます。

参加者は、受け身の学びだけでなく、一人ひとりが自分のプロジェクトを第1回(11月)から第8回(6月)までの8か月かけて
描き進めていくことが求められます。
自分自身が作っていきたいコミュニティのエッセンス、ビジョンをつかみ取り、4科目で学んだこと、インスピレーションを得たことを元に、
そのビジョンを育て、実現のための知識、技を磨いていきます。
同時に、このEDE自身が一つの学びと支えあいのコミュニティとして、参加者を中心にスタッフやファシリテーター、運営委員なども含めたコミュニティづく りにも取り組みます。

定員は35名。8回の全参加が31名、部分参加が4名ほど。学びの質を保つために定員を厳守したため、キャンセル待ちの状態が
いまも続いています。
集まったのは、19歳から66歳までの幅広い層でした。地域も北は岩手から南は福岡まで広がっています。

開催地は、富士山の西麓にあたる富士宮市の日大施設。
セミナー室や宿泊部屋から富士山が目の前にそびえる、これ以上ない最高の施設です。敷地も50ヘクタール以上あるので、屋外での学びや散歩も気持ち良いで す。

第1回(11月1〜3日)は、経済。EDEの講師をイギリスやタイですでに務めたことのあるヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんを講師に、
「懐かしい未来:ラダックから学ぶこと」や「地域から始まる未来:グローバル経済を超えて」などの映像を見ながら、
「グローバル経済を構造的、歴史的に読み解く」や、「ローカリゼーションの基本的な考え方と実践」などについて、ヘレナさんの話を聴き、ワークショップ的 に考えました。
特に「グローバル経済をめぐる10の神話・迷信」に関するヘレナさんの話は、参加者に深い衝撃を与えました。当たり前のように思っていることを深く、そし てより大きな視点で問い直すことの大切さを伝えてくれました。

参加者一人ひとりのプロジェクトも立ち上がり、3人一組のサポーティング・グループも形成されました。

ヘレナさんと通訳のトムさん
ヘレナさんと通訳のトムさん

第2回(11月22〜24日)は、社会(人間関係づくり)。
EDEの講師をイギリスで務めたことがある榎本英剛さんを講師に、「ソーシャル・デザインとは?」「組織構造、意思決定」「コミュニティ・ビルディング」 「多様性を受け入れる」「リーダーシップ」「コミュニケーション・スキル」「対立を解消する」「コーチングとエンパワーメント」「トランジション・タウン について」などをテーマに学びました。

記録係、食事係、空間係、時間係などの役割分担も参加者の間で円滑にされるようになり、コミュニティとしても育ちつつあります。

各回に担当のメインファシリテーターが1名から3名ほど。
メインファシリテーターをサポートし、参加者のプロジェクトやコミュニティづくりをサポートするサポーティング・ファシリテーターが
毎回3名。運営を支えるスタッフがそれ以外に2〜3名。
キッチンを担当するスタッフが5名。これらが現場要員です。
さらに現場には必ずしも行かないが、企画運営を担い全体をバックアップする運営委員が10名ほど。
ボランティアベースですが、新しい最高の学びの場、プログラムを創る意欲に燃えたメンバーが集っています。

レポート:古橋道代(JEPP/木の花ファミリー)

第4回(社会2) ファシリテーター:森 良氏

社会第一回との間に経済を挟んだ社会の第二回は、ECOMことNPO法人エココミュニケーションセンター代表・森良さんオーガナイズの元、ワーク ショップ満載の実用性重視のプログラムに。なんと言っても盛り上がったのが、夕食後に設けられたフリータイム! 参加者達は今まで話したかったいろんな思 いが爆発したかのように夜遅くまで語り合い、情報交換、プライベートな相談、運営側への質問からアドバイスまで、様々なトークが飛び交っていました。そし て次回、世界観第一回のプログラム「え~で祭り」(参加者作成イベント)の制作MTGも開かれ、数々の笑いとともに、趣向を凝らしたプログラムがつくられ ていったようです。その中身は次回に乞うご期待! では3日間の様子をダイジェストでご報告しましょう。

講師の森良さん

まず1日目の内容は、森さんの活動を紹介する講義「持続可能な地域づくりとコミュニティ・エンパワーメント」と、各自が歩んできた道を振り返り、未 来への道を描くレクチャー&ワーク「自分のポテンシャルづくりとやりたいこと」。森さんはご自身の池袋や長野での取り組みを紹介しながら「コミュニティと は何か?」「今何が求められているか?」をレクチャー。そして、参加者自身も自分に置き換えて過去を振り返りながら自分の理想とする暮らしとコミュニティ について紙に書き落としていきました。このワークのねらいは、自身の歴史を振り返ることによって今まで見落としていた貴重な経験や才能を再発見し、これか らやりたいことにどうやって活かしていくかを認識することにあります。いわばこの後続くプログラムの地ならし的な作業。しかし参加者からは、ワークの意味 が分からないとの指摘もあり、未消化だという意見も出ていました。

しかし、そこで威力を発揮したのが森さんのフィードバックシート。カリキュラムごとに感想や意見を書いてもらい、その場でチェックしていくので、軌 道修正がスムーズ。この日の意見は次の日のプログラムに反映され、参加者達の「ここがもっと聞きたかった」という声に応えていました。

2日目は怒濤の連続ワークが出現。まずはダイヤモンドランキングという、1位と5位がひとつずつ、2”4位が複数になったランキングシートで、コ ミュニティで大切なものをランク付け。個人でやった後にグループに分かれ、全員のコンセンサスをとりながら表をつくっていったのですが、参加者達の表情は 様々でした。饒舌に話す人、仕切り役になる人、ニコニコ話しながら自分の意見を話す人、人に言われると自分の意見が言えなくなってしまう人……。それぞれ が自分のクセに基づいた行動をとりながら、それでもその場から逃げず、全員と向き合いながらひとつの結論をつくっていくのはまさにコミュニティの実践。こ こで得た学びは深かったようです。

そしてプログラムは、実際に自分が属するコミュニティを活気づけていくにはどうしたらいいかについてレクチャーがあった後、それぞれが自分の実現し たいことを自由に表現するマインドマップづくりに移りました。こうして過去から現在までの流れと、自分の理想や実現した夢などを視覚化した後、いよいよ発 表! しかしそのまま突っ立って話すのでは面白くない。この日森さんが用意したのは「ワールドカフェ」というスタイル。カフェの名の通り食堂へと場所を移 し、お茶OK、お菓子OKのリラックスした状況の中で、参加者達は4人のグループに分かれてテーブルに付き、それぞれの夢を発表し合いました。面白いの は、一人でやっている時は大きな変化が生まれないのに、みんなで話し出すと「ここはこうした方がいい」「これなら自分が手伝える」なんて、自然にアドバイ スやサポート案が生まれてきたこと。EDEの中でも既に、コミュニティは一人じゃなくてみんなで助け合いながらつくるんだという、あったかい思いが生まれ てきているようでした。

このワールドカフェの話し合いは居残り移動方式。一人をテーブルに残して残りの3人がそれぞれ違う場所へと移動し、残った人は前回のチームの話を要 約して新しいメンバーに伝えていきます。テーブルにはメモ用に模造紙が置かれ、それを見ながら説明していくのですが、その様子は力の入ったものに……。人 の夢がいつしか自分の夢になっていったような、夢を共有しているような、みんながつながっている雰囲気と、よしやるぞーという熱気が生まれていました。み なさんお茶も飲まずに話に夢中。結局結いどこ特製ビスコッティをパクついていたのは、ボランティアスタッフの私だけなのでした(とってもおいしかったデ ス)。

そして最終日、いよいよ今までの仕事を完結させる時がやってきました。昨日までに描いた夢に向かって、いつ何をするかをプランニングする「コミュニ ティづくり、またはコミュニティ・エンパワーメントのプロセス」の時間。ここで、次回のEDEまでにやること、EDE全8回終了時にやること、そしてその 後のプランニングを開始。

これは傍から眺めていてもかなり面白い。まっすぐ線を引いた人がいたと思えば、グニャグニャと曲がったラインにしている人、項目を枠で囲みながら書 いている人、多色多絵画、そして、時間軸を入れないでやりたいことだけを書き込んだ人などなど、多種多様。それぞれが自由に個性を表現しながら、豊かな未 来地図が完成していった様子は圧巻。これを二組に分かれてポスターセッション(自分のつくった表のそばで訪問者を待ち、プランを説明)で発表し、発表を聞 いた側は「質問」「提案」「応援」の3種類を付箋で張り付け、発表者をエンパワーメント。プランの中には「パートナーと出会う」「持続可能な家庭を持つ」 「○○(EDE参加者)の結婚式に出る」など、パートナーとの暮らしやここでであった人達とのつながりを大事にしようとする記述や、「宇宙旅行」なんて大 きな夢を書いたものも。そして「俺がやる」という力強い言葉に励まされて、「俺もやる」と書き加えていく人も登場。みんなでやることがお互いを元気にして いくという人の力のすごさと、参加者の間に生まれてきた連帯感をひしひしと感じました。

そして、このプランを表現するのにぴったりの名言も生まれました。それは「リアルな妄想」。夢をよりリアルに思い描くことで空想を現実に変えてい く。そんな時間だったのかもしれません。この言葉を聞いて「だったら私ももっと好きなこと書けばよかったー!!」と叫んでいた人もいたりして(笑)。みん なが大勢の前でも本音で話せる、なんとも豊かな時間が生まれたようです。

あっという間にすぎた3日間。シェアリングタイムでは1過去3回の振り返りや次回へ向けての意気込みも語られ、笑いが漏れる和やかな雰囲気で膜を閉 じました。

二日目の朝と三日目の朝は古橋道代さんによる健康と癒しのプログラム、また参加者による富士の日の出を見に行くツアーも開催されました。その他森さ ん主宰のナイトハイク、参加者主宰のネイチャーゲームなど、自然とのつながりを感じる時間もたっぷりとられ、参加者達はリラックスした時間を持ちながら3 日間を過ごせたようです。

「コミュニティって何だ?」と言う問いに、一人一人の心の中でいろんな言葉が紡がれていった第4回のEDE。折り返し地点を過ぎて、充実度が増して いきそうな気配がしています。次回「えーでー祭り」とそのレポートにご期待ください!

文責:澤田佳子(EDE運営委員会)

第5回目

1日目・2月13日(金)

イントロ:

スタッフ、新規参加者(かねみつ、くがっち、お-りー)の自己紹介@キッチンのあと、そのままキッチーンのテーブルで4人一組でテーブルを囲んで、 レビュー。お題「あなたが学んだこととこれからの課題は何ですか?第一回から第四回を振り返って」これまでに学んだこと、自分のこれからの活動やEDEの 学びの目標を明らかにしていく時間。ワールドカフェ方式で、目の前の紙に書き込んで行く。2回席替えで3セット。全体シェアの後、注連飾り(しめかざり) に思いを記入。

え~で祭り1:

場所を研修室に移動し、床に用意されていた荒縄に注連飾りをつける。まっちゃんの祈りから始まり、実行委員会のリードで会場内を歩いた後、おしげさ んの民謡「秩父音頭」についての話を聞き、唄を聞く。

カリキュラム1:

いさどん、ノリさんのちょっと長めの自己紹介の後、ホリスティックなあり方と規範意識についての話。
「規範意識から自由になる方法」まずは、自分の中にある規範意識に気づくこと。そしてその規範意識の奥にあるものを探ることによって、個人の歴史、想い、 希望、エネルギーにアクセスすることができ、それによって根本にあるエネルギーを活かすことができる。

カリキュラム2:

木の花ファミリーのプレゼン。木の花ファミリーの広範囲に渡る暮らし。目に見えるものの紹介。
入浴時間を経て、木の花ファミリーに移動。
夕食@木の花ファミリー「ひまわり」:お祝い膳。黒米のどぶろくつき。

カリキュラム3 木の花ウェルカムコンサート(祭りバージョン)@ひまわり:

通常のウェルカムコンサートに加えて、獅子舞や舞いなどが導入部分に追加された豪華版。後半には会場を巻き込んださのっちの阿波踊りでクライマック ス。

カリキュラム4 木の花大人会議@ひまわり:

落花生の殻を割りながら、主に木の花が計画している2冊目の本の内容、何が大事か、何を伝えたいか、ということを、EDE参加者側からの、こんな話 が聞きたい、知りたい、というアイデアを交えながら進行。

途中、10時以降、退席したい人は、車の手配が出来次第、合宿所に戻ってカフェテリアでネットワーク。11:00をタイムリミットとして全員戻って 就寝へ。

2日目・2月14日(土)

朝食後、結いどこのかおるさんから「結いどこ出生の秘密」「大切にされていること」をかおるさんの半生の紹介を交えた紙芝居でプレゼン。
そのあと小グループで食のことについて話をしてもらう時間をとり、全体に数人シェア。

カリキュラム5:

対話トピック「木の花について」前日の夜の体験についてのシェアなど。
グランドルールとして

  1. すべてを大切にしていく。論理的なことだけでなく、アクシデントのような起きてくることや一見関係ないようなことなどにもスペースをとっていく。
  2. 無関係に見えるものにつながりを見つけていく態度をできるだけ持つ

カリキュラム6:

ノリさんによる深層民主主義と場の理論についての簡単なレクチャー。
深層民主主義:もしもそこに「話しにくい場」というものを感じていて、そこで話さないことを選択するのであれば、それは自分自身も「話しにくい場」を支え ることに一票を投じていることになる。
場の理論:場の中に起こっている心の声は、丁寧にひも解いて行けば自分の心の中に起こっている多様な声でもあり、またその声は、世界で起こっている心の声 に繋がっている。

昼食

え~で祭り2 荒縄神輿:

注連飾りをつけた荒縄を神輿のように担いで、施設内を練り歩く。次のカリキュラム開催の場所に到達。

カリキュラム7 ネイチャーゲーム:

参加者まっちゃんのリードの元に、施設内の林の中で、気になる木の元に行きしばらくその木を(気を)感じる。その感じを体で表す。3人組で木を現 す。大きなグループで木になる感じを共有する。

え~で祭り3 荒縄神輿:

神輿を担いで、施設内を練り歩いて会場に戻る。エネルギーチャージして高揚感がみなぎる。

カリキュラム8:

いさどんによる木の花ファミリーについてのプレゼン。「家族」というものについて。現在の「家族」という概念から、地球全体を家族と見る見方。特に 「声」が聞こえ始めてから木の花ができるまでの歩みについて語る。涙と笑いの半生。

カリキュラム9:

ayakoの歌からスタートする音と動作によるワーク。各自持ってきた鳴りものをならしながら、歩いたり、踊ったり、トランスの世界へ。祭りとはこ ういう風に始まったのかもしれないという体感。

え~で祭り4 縁日+夕食:

祭り実行委員主導による地域通貨(労働交換覚え書き)「え~で」の導入と購入+使い方説明、結いどこによる祭りバージョンの夕食、縁日の各出店の説 明(カフェ、スナック、揉みどころ、カードリーディング、たき火焼き、映像バー、コンサルタント、などなど)、催し物(歌あり、どじょうすくいあり、ナゾ のふんどし集団のパフォーマンスあり)、あこちゃん+直くんの結婚祝い、外でたき火を囲んで踊りまくる、てんまくんの弾き語り、などなどなどなど、盛りだ くさんの縁日。これまたお祭りってこんな風に始まったのかも、という体験。最後はいくつかのテーブルを囲んで語り続け、夜はふけた。

3日目 ・2月15日(土)

カリキュラム10:

いさどんによる家出の話。木の花ファミリーの中で最初に家出したのはいさどんだった、という話。こちらも涙と笑いの木の花ファミリー初期段階のお 話。

カリキュラム11:

プロジェクトタイムだったところを「もやもや」が充満しているということで、急遽、対話の時間に。小グループに分けて今回の3日間全般についてシェ アリングタイム+全体でシェア。

え~で祭り5:

締めの儀式。注連飾りを外して荒縄を燃やす。注連飾りは、それぞれが持ち帰るか、燃やすかの選択。3~4人一組の連詩づくりとそのシェアリング。

振り返り、総まとめ:

一人一言ずつのまとめ。

第6回目

EDE第6回(環境1)は、3/20(金)~3/22(日)、会場の富士自然教育センターにも、春の暖かさが感じられる季節になって来ました。

EDEの4つのテーマ(経済、社会、世界観、環境)は、持続可能な暮らし方について、それぞれが密接に関係し合い、私たちの 『 生き方 』 について色々な角度から沢山のヒントを与えてくれます。その中でも、環境は私たちの暮らしの、『 器 』  そのものです。持続可能な社会の実現とは、ある意味で、営々と受け継がれた美しい 『 器 』 を、そのままの姿で次世代に引き継ぐ事とも言えるでしょう。

では、3日間の様子をダイジェストでお伝えします。

初日はいつものように11:30集合、皆で昼食、1:45講義スタート。食事係チーフのカオルさんより今回の食事のコンセプトの説明があり、『 今回の食事は、菜の花、ふきのとう、桜、等近辺で採れた野草をメインメニューに使いました、期待して下さいね』

富士山のふもとの美しい自然環境の中での開催は本当に嬉しい。

初日の午後は、スタート直後にもかかわらず、90分の講義が2コマ、夕食を挟んで再び90分の講義が1コマ、いきなり学習モードに突入、かなりハー ドでした。

まず夕食前の2コマの様子を簡単にお伝えします。

エコ建築や共空間デザインを専門とする講師の山田さんの一貫して伝えたい事は、持続可能な社会の実現の為には、『 環境に対する目線を身に着けて欲しい 』 との事で以下の事例が紹介されました。

これらの事を踏まえて、エコビレッジは、植物との関係性を中心に据えてデザインする事が大切であり、『現代の一番大きな問題は、人間が、化石エネル ギーを使う事でエネルギーのサイクルから外れてしまった事である 』 とのお話でした。

この結果と、ピークオイルと地球温暖化と言う問題が顕在化しつつあり、都市は環境とのつながりが失われた状態である。しかし、答えは、各自が置かれ ている自分の環境の中で見つけることが求められている。

後半は、エコビレッジの具体例が写真を交えて紹介されました。

実際のエコアパートの紹介では、やはり住居は最も身近な大問題でもあり、真剣な質問が飛び出しました。

『 7.5坪+7.5坪のメゾネット式畑付きアパートで、家賃12万円、近隣の相場は9万円 』との話には、『 住すみたぁ~い!! 』 とか 『 今の家賃より安~い!! 』 との声が飛び交いました。

夕食後は木の花ファミリー代表のいさどん、畑隊のたっちゃん、のお話でした。いさどんからは、以下のような話がありました。

畑隊のたっちゃんからは、木の花ファミリーの畑への組みの事例紹介でした。

たっちゃんの畑に対する、理路整然とした話には、木の花ファミリーの農業に対する真摯な取り組み、技術の高さがひしひしと伝わって来ました。

2日目の午前は、木の花ファミリーに移動し、農場の見学、簡単な実習が行われました。

実習後、富士自然教育センターに戻り、昼食、講義・フィールドワーク・ワークのまとめ、と3コマ行われました。

最初の講義は、伝統的工法・自然素材の活用を中心に活躍されている日高さん。

フィールドワークは7つのグループに分かれて会場である富士自然教育センターの敷地内で行われました。

テーマは、『 エコビレッジを作った場合に資源として活用出来るもののリストアップ 』 フィールドワークの後は、休憩を挟んでグループ毎にまとめを行い、発表しました。

午前中は、初夏も近い感じの春の陽気でしたが、午後からは一転して日が翳り寒くなり、ここが富士山のふもとである事を実感させられました。

夕食後のフリータイムは、日高さんと山田さんによる補講となりました。

3日目は、午前2コマ、午後は振り返りが行われました。

午前前半は、コーポラティブハウス等の色々な実例:講師は日高さん

日高さんの講義は、単なる知識の切り売りではなく、実際の経験より感じられた伝統建築の話で、EDEとしての現場に即したお話でした。

この事は、現代の少子高齢化に対する、大きなヒントだと思います。

午前後半は各自が継続して作成している自分なりのエコビレッジ的な実践のスケジュールの作成を行い、全員でお互いのプランを見ながら、アドヴァイス をし合いました。

★各自の色々な発想や夢や希望が詰まっており、素晴らしい時間となりました★

いよいよ、各人がエコビレッジ的な暮らしに向けての具体的なプランが進みつつある感じがひしひしと伝わって来ます。

昼食後、今回の振り返り、講師の方のコメント等々、4:30解散となりました。

文責:三谷五一(EDE運営委員会)